エンジニアリングとは何かという定義については、これといって決まったものはなく、人によって、または状況によっていろいろな定義があります。その中で、最近私が良いなと思った定義は「エンジニアリングは、インプットと手法が同じであれば同じアウトプットが得られることを価値とするもの」という定義です。この定義を基準に考えると、広い意味でのデザインは、その逆ということになるでしょうか。
ウェブの開発においては、デザイナーとエンジニアといった分担がされることがありますが、上記定義から言うと、エンジニアの仕事=エンジニアリング、デザイナーの仕事=デザインではありません。エンジニアに任される仕事の中にもエンジニアリング要素をもつ作業と、デザイン要素をもつ作業があります。これはデザイナーの仕事についても同様です。
例えば、テストケースの洗い出し作業について考えると、対象サイトとテスト計画が同じであれば、いつ、だれが行っても同じテストケースとなることが求められます。また、画面設計についてはデザイン的な要素も強いですが、ボタンの配置を統一するなど、ガイドラインで賄えるような部分に関してはエンジニアリングと言えるでしょう。





